採用担当者必見！Greenを使って優秀な人材を獲得する方法を徹底解説

2023 8/22

2023年2月24日 2023年8月22日

Greenは成果報酬型の転職サイトです。IT・Web系の人材に強く、20〜30代が多く登録しているので若手のエンジニア採用に向いています。「気になるボタン」や「レコメンド機能」など、企業側からアプローチできるシステムが充実している点がポイント。

優秀な人材を獲得するために、Greenを導入するか迷っている採用担当者も多いのではないでしょうか。

そこで本記事ではGreenの特徴や強み、運用コストについてご紹介します。Greenを使う際のポイントまで詳しく解説するので、記事を参考にGreenの導入を検討してみてください。

Greenでのスカウトを採用に生かす

Green（グリーン）は成果報酬型の求人サイトです。登録者は20〜30代の若年層が多く、転職者の約60％がエンジニア・クリエイティブ職経験者。そのため若手のIT・Web系人材を採用したいと考えている企業におすすめの採用サイトです。

Greenには転職エージェントのサービスはありませんがスカウト機能・アプローチ機能が充実しており、企業側から求職者に直接コンタクトがとれます。選考の前に企業と求職者がカジュアルに面談できる「カジュアル面談」も可能。

ダイレクトリクルーティングの手段として利用できる点は大きな特徴です。

採用に使えるGreenのスカウト機能とは

Greenのスカウト機能の特徴を3つご紹介します。

求職者へのアプローチが無制限
掲載求人数が無制限成功報酬型で永年利用可能

それぞれ以下で詳しく説明していきましょう。

求職者へのアプローチが無制限

Greenでは、さまざまな方法で求職者にアプローチできます。メッセージなしで気軽に使える「気になる」機能や、スカウトの時点で面談を確約する「面談確約スカウト」など。スカウトの件数は無制限（月間送付数は上限400通）で、アプローチ機能はすべて無料で利用可能です。

個別でスカウトする機能以外にも、一括で100名にアプローチできる機能もあります。一括送付を活用すれば、採用にかかる手間と工数を減らせるでしょう。Greenは企業側から積極的に求職者とコンタクトがとれるため、採用担当者にはダイレクトリクルーティングの手段として利用されています。

掲載求人数が無制限

Greenは掲載求人数・掲載期間に制限がありません。求人情報の追加や編集も無制限。再掲載時にも費用がかからないため、企業の状況に応じて柔軟に対応できます。

「複数のポジションで人材を募集したい大手企業」や「できるだけコストを削減したいベンチャー企業」など、どのような企業にとっても大きなメリットでしょう。また「掲載期間内に人材を採用できなかった」などのリスクを回避できるのも魅力です。

成功報酬型で永年利用可能

初期費用を一度払えば、追加費用なしで何年でも利用可能です。つまり発生する費用は「初期費用」と「成功報酬」のみ。成功報酬は一律固定で「職種分類」によって決まります。採用した人材が早期退職した場合は、成功報酬の50％を返金してもらえる返金保証もあるので安心です。

採用できなかった場合にも料金が必要となる掲載課金型求人サイトよりも、成功報酬型のほうがリスクを抑えられるでしょう。Greenはスタートアップの企業にとっても、採用活動をはじめやすいサイトです。

Greenの特徴

数ある転職サイトの中から、どの転職サイトを使えばよいのか迷っている採用担当者も多いでしょう。ここからはGreenの特徴をご紹介します。採用活動でGreenを利用するか迷っている方は、ぜひご確認ください。

会社の魅力を伝えるプラットフォームが用意されている

1つ目の特徴は会社の魅力を伝えるプラットフォームが用意されていること。社員インタビュー記事やPR記事などを掲載可能です。ブランディングページも充実しているため、100万人を超えるユーザーに企業の独自性を伝えられます。

「業務内容・契約期間・給与」といった求人情報だけでは、企業の特徴をアピールするのは困難でしょう。近年では「企業・社員の魅力」を重視する求職者も増えています。そのため企業の魅力を伝えることは重要な採用課題といえるでしょう。

IT・Web系の人材に強い

Greenに登録している転職者の約60%が、経験者のIT・Web系人材です。他の求人サイトと比べても圧倒的にIT・Web系の人材が多く、「エンジニア採用ならGreen」のイメージを持っている方もいるのではないでしょうか。

IT業界・Web業界に特化しているため、検索機能においても「エンジニア採用」が意識されています。具体的には60以上のプログラム言語、100以上ものエンジニアスキル（フレームワークやDBなど）を選択可能です。エンジニアと一言でいってもスキルはさまざま。Greenならエンジニア採用で起こりがちな「企業が求めているスキルと求職者のスキルが合っていない」などのミスマッチも防げるでしょう。

スカウトやアプローチ機能が充実している

Greenはスカウトやアプローチ機能が充実しています。以下にそれぞれの機能の特徴をまとめました。

送付方法	機能・特徴	備考
気になる	メッセージなしで気軽にアプローチできる機能です。	求職者は「応募」や「話を聞いてみたい」で返信できます。
スカウト・面談確約スカウト	求職者に直接メッセージを送付します。	件数は無制限で、月間送付数は上限400通。
会いたい	求職者から企業へ「気になるボタン」を押した場合に、企業から送信できます。	「会いたい」を送るとカジュアル面談が可能になります。

「ぜひ即戦力として働いてほしい」や「まずは話を聞いてみたい」など、状況によってとりたいアプローチ方法は異なるはず。Greenなら状況に合わせた使い方ができます。

ログインユーザー数が多い

2022年1月の時点で、Greenのログインユーザー数は100万人を超えています。年齢は20〜30代が80％で、職種はIT・Web系が占める割合は34％。また転職者においては、エンジニア・クリエイティブ職種経験者が過半数を超えます。

これらのデータより、Greenは若手のIT・Web系人材を探している企業に適した求人サイトといえるでしょう。またGreenはログインユーザーが多いので、母集団の形成にも向いています。

高精度のレコメンド機能

Greenは高精度なレコメンド機能を提供しています。レコメンドは「おすすめ」という意味。求職者の経歴を解析して、企業におすすめの人材をピックアップしてくれます。

Greenに登録しているユーザーは100万人を超えています。スキルの高い人材に出会える確率が高まる一方で、膨大なデータをもとにゼロから自社に合った人材を探すのは時間がかかるでしょう。レコメンド機能を活用すれば、効率的に人材を探せます。

ダッシュボードが充実している

ダッシュボードが充実しているのもGreenの強みです。ダッシュボードでチェックできる項目をいくつかピックアップしました。

活用度ランキング
会社ページPV数
応募率
「気になる」受信率

採用活動を継続するためには「どれだけ効果があったか」を確認しなければいけません。たとえば「スカウト機能でメールを送っているが応募率が上がっていない」場合は、メールの内容を見直す必要があるでしょう。ダッシュボードでデータを分析すれば、今後の採用活動の方針が定まります。

Greenの料金形態

採用活動では「どれだけのコストがかかるか」も重要です。ここからはGreenの料金形態について説明します。

Greenは成功報酬型なので、必要なコストは「初期費用」と「成功報酬費用」だけ。プランは「ライト・べーシック・スタンダード・プレミアム」の4種類があり、プランによって初期費用が異なります。採用した人材が30日以内に退職した場合は返金規定があるため、成功報酬の50％が返金されます。

では各料金について、以下で詳しく解説していきましょう。

成功報酬費用

成功報酬費用は「職種分類」によって決まります。2022年11月1日より料金プランが変更されたのでご注意ください。旧料金プランでは「勤務地」によって金額が決まっていました。

では職種分類ごとに成功報酬をまとめたので、ご参照ください。

職種分類	基本の成功報酬費用	転職後の年収が300万円以下の場合の成功報酬費用
エンジニア、技術職（システム、ネットワーク）	120万円	90万円
クリエイティブ職（Web）	90万円	60万円
アシスタント、事務職、オフィスワーク	60万円	30万円

4つの初期費用プラン

Greenのプランは「ライト・べーシック・スタンダード・プレミアム」の4種類。どのプランを選択しても更新費用はかかりません。プランによって異なるのは、初期費用や付属のオプション機能です。

基本の機能は以下の通りで、プランに関係なく基本機能は使用できます。

データベースからの求職者検索
スカウト月間400通無料（件数は無制限）
企業ブランディング用の記事作成、写真撮影

オプション機能は「PRタブ」や「インタビュータブ」など。PRタブとインタビュータブは、それぞれ企業ページに掲載できる内容が異なります。PRタブでは「社員5名のショートインタビューページ」、インタビュータブでは「代表・事業責任者1名のロングインタビューページ」の掲載が可能です。

以下にプランごとの料金と機能をまとめました。

プラン	初期費用	基本機能	オプション機能
ライト	60万円	あり	なし
ベーシック	75万円	あり	「PRタブ」または「インタビュータブ」のどちらか
スタンダード	90万円	あり	・PRタブ
プレミアム	120万円	あり	・PRタブ

Green運用のコツ

こちらではGreenを採用活動に使う際のポイントを解説します。

Green運用のコツは以下の5つです。

求職者に合わせたメッセージを送信
魅力的な企業プロフィールを作成する
「気になる」機能の活用
アクティブに情報を発信し続ける
フォローアップを行い求職者の関心を維持

それでは、以下で詳しく見ていきます。

求職者に合わせたメッセージを送信

スカウト機能を使用する際には、求職者に合わせたメッセージを送りましょう。求職者の経歴やスキルを確認し、メッセージをパーソナライズすることで返信率を向上させられます。

スカウトメッセージが求職者の心に刺さるように、以下のポイントを意識してみてください。

求職者のどのような経験・スキルに興味を持ってスカウトしたのかを説明する
求職者のやりたいことを踏まえ、自社の事業展開・魅力を紹介する
本文に個人名を記載し、定型文を減らす

ターゲットに「企業が自分に興味を持ってくれている」と感じてもらうのが、スカウトを成功させるコツです。

魅力的な企業プロフィールを作成する

企業のプロフィールを充実させ、魅力的なコンテンツ作成に努めましょう。業務内容や応募要件だけでなく、企業の特徴や文化も伝えることが重要です。

「株式会社リブセンスの「ITエンジニアの働き方」に関するアンケート調査」

にて、エンジニア転職者が「転職において重視している項目」に関しては以下のような結果になりました。

1位……給与・待遇
2位……ワークスタイルの魅力
3位……社員の人柄・雰囲気・文化

給料はもちろんですが、近年において、求職者はワークスタイルや企業カルチャーを重視する傾向が強まっています。出社負担が軽減されるためリモートワークを理想とするエンジニアも多く、上記の項目を訴求することで求職者の目を引くことができるでしょう。

また、企業情報や求人情報は、定期的に更新する必要があります。古い情報を掲載していると、企業の信頼が低下するので注意してください。

「気になる」機能の活用

スカウトを送る前に、最初に「気になる」機能を使うのがGreen運用のコツ。「気になる」は気軽なアプローチ方法なので、返信率が比較的高いです。

コンタクトをとりたいユーザー全員をスカウトするよりも、「気になる」に返信があったユーザーに対してスカウトを送るほうが採用にかかる時間を短縮できます。加えて一括でアプローチできる機能を使えば、より多くの求職者にコンタクトがとれます。

リソースを適切に管理することで、スカウトの質を高められるでしょう。

アクティブに情報を発信し続ける

成果を出すために最も重要なポイントは「アクティブに情報を発信し続けること」です。Greenではアクティブに発信している企業ほど、検索順位が上がる仕組みになっています。具体的にはダッシュボードから確認できる「活用度ランキング」を参考にするとよいでしょう。なお継続的に発信するには、担当者をつけて運用するのがおすすめです。

活用度ランキングを上げるために「求職者へのアプローチ」と「こまめな求人更新」を心がけましょう。効率的にスカウトするコツは、自社に「気になるボタン」を押した求職者にスカウトを送ること。求職者が自社に興味をもっている状態なので返信率が高いです。また求人更新は毎日更新が理想で、最低でも1週間に一度は更新しましょう。求人情報を更新すると、既存の求人でも新規求人として扱われます。